2022年12月に公開されたスラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」
もうみなさんはご覧になりましたか?
大人気漫画スラムダンクのストーリーと現在のCG技術を合わせた映画とあって、公開前から話題沸騰の映画ですよね。
映画といえば、ストーリーはもちろん、オープニングやエンディングを彩る曲も魅力の一つ。
今回は、スラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」の挿入歌は何?歌詞の意味もあわせてご紹介していきましょう。
Contents
スラムダンク映画の挿入歌は何?
映画『THE FIRST SLAM DUNK』
オープニング主題歌は
The Birthday「LOVE ROCKETS」!本日から音楽配信開始 & MV公開!
📽LOVE ROCKETS【MV】https://t.co/c0FE7IdzFR
🎧楽曲配信一覧https://t.co/l6qlEJlq6K#SLAMDUNK #SLAMDUNKMOVIE #スラムダンク#TheBirthday pic.twitter.com/kvyD8aWqqo
— The Birthday_Official (@TBD_STAFF) December 3, 2022
スラムダンクといえば、みなさんは何の曲を思い出しますか?
「君が好きだと叫びたい」とか「世界が終わるまでは」などが有名ですよね。
映画「THE FIRST SLAM DUNK」のオープニング主題歌はThe Birthdayの「LOVE ROCKETS」、そしてエンディング主題歌は10-FEETの「第ゼロ感」に決定しました。
また、劇中音楽は武部聡志と10-FEETのTAKUMA(Vo./Gt.)が担当することに。
どちらのバンドも、かっこいいロックバンドですが、個人的にはスラムダンクの曲はさわやかなイメージがあったので、この選曲は意外でした。
同じように感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
作者の井上雄彦さんがこういった曲が好きだったのかもしれませんね。
The Birthday
The Birthdayは2006年に結成された日本のロックバンドでユニバーサルシグマ所属です。
メンバーは「チバユウスケ」、「フジイケンジ」、「ヒライハルキ」、「クハラカズユキ」からなる4人で、チバユウスケさんが全楽曲の作詞を担当されています。
2015年9月には結成10周年を記念したライブを日本武道館で開催されています。
10-FEET
10-FEETは日本のスリーピースロックバンドでユニバーサルミュージック所属です。
メンバーは「TAKUMA」、「NAOKI」、「KOUICHI」の3人で1997年に地元である京都で結成。
結成25周年で初となるテレビ出演は2022年12月23日の「ミュージックステーションスーパーライブ」で「第ゼロ感」を演奏されました。
スラムダンク映画の挿入歌 歌詞の意味も紹介
まずは、オープニング主題歌The Birthdayの「LOVE ROCKETS」の歌詞を見ていきましょう。
ツバメ とんがって 愛を撒き散らす ロケットになって
ステイション 波止場 どこぞの大統領に喰らわせるんだワルツ乗っかって ラタトゥーユぶち撒けたみたいに
お前 急降下 この銀河ごと 愛を撒き散らすPAST TIME
NO WAY
FUTURELOVE ROCKETS! LOVE ROCKETS! ジェリーの魂を宿って
LOVE ROCKETS! LOVE ROCKETS! 喰らったら最後愛まみれ
NO FUTURE
ぱっと読んだだけではさっぱり意味がわからない歌詞です。
はじめに出てくる「ツバメ」という言葉はロケットを表しているものかと思いますが、愛をぶちまけるロケットをどこかの大統領に喰らわせたいという意味でしょうか。
朝靄 切り裂いて 見えるだろう 聞こえるだろう 愛のロケット
何かを 誰かを 守るためじゃなく かき鳴らすだけPAST TIME
NO WAY
FUTURELOVE ROCKETS! LOVE ROCKETS! ジェリーの魂を宿って
LOVE ROCKETS! LOVE ROCKETS! 喰らったら最後愛まみれLOVE ROCKETS! LOVE ROCKETS!
LOVE ROCKETS! LOVE ROCKETS!LOVE ROCKETS! LOVE ROCKETS! 喰らったら最後愛まみれ
FUTURE
歌詞の意味の真相は不明ですが、考察の中に、大統領というのはプーチンのことで、戦争のロケットを落とすのではなくどうせ打つなら愛のロケットにしろよという世界平和の歌ではないかという意見もありました。
たしかにそう考えると辻褄があっていて、歌詞の内容も納得ですね。
スラムダンク映画のエンディングの歌詞の意味は?
第ゼロ感あつぅ pic.twitter.com/EEwBkclOk8
— 山下 (@enjoy_player1) January 22, 2023
次はエンディングテーマの10-FEETの「第ゼロ感」の歌詞をご紹介。
群れを逸れて夢を咥えた
それが最後になる気がしたんだ
獣は砂を一握り撒いた
それが最後になる気がしたんだ不確かな夢叶えるのさ 約束の夜に
微かな風に願うのさ 静寂の朝に
遠い星の少年は
その腕に約束の飾り
まだ旅路の最中さ 幻惑の園に霞んで消えた轍の先へ
それが最後になる気がしたんだ
手負の夢を紡ぎ直せば
それが最後になる気がしたんだ熱砂を蹴り抗うのさ 約束の前に
命綱は無いのさ サーカスの夜に
まだ旅路の最中さ
あの場所に加速するさらに
雨上がりのシャンデリア 幻惑の園に引用:10-FEET 第ゼロ感 歌詞 (THE FIRST SLAM DUNK ED) – Lyrical Nonsense【歌詞リリ】 (lyrical-nonsense.com)
歌詞を見ていくと「夢」というワードが多数登場します。
「不確かな夢をかなえるのさ」というワードやその前後を読むと夢を追う主人公、つまり宮城リョータを表しているのではないでしょうか。
Swish da 着火 you
迷走 smash
Dribble trapper
Kidding me now?Coyote steals the sound
Coyote steals the pass
Coyote steals the sound and passPass code a “Penetrator”
ベース! Bebop!
ゲット triple! Buzz up ビート!ワンラブ and marcy!
Bebop! Heat check!
Vasco da Gama ビート!Pass code a “Penetrator”
ベース! Bebop!
Wanna buzz up ビート!
Just wanna buzz up ビート!脳内更地にextra pass
クーアザドンイハビ引用:10-FEET 第ゼロ感 歌詞 (THE FIRST SLAM DUNK ED) – Lyrical Nonsense【歌詞リリ】 (lyrical-nonsense.com)
後半の歌詞は、「Dribble」「 trapper」など、バスケットボールに関するワードがちらほらとちりばめられています。
また、ブザーがなるのと同時のゴールをブザービートと言うので「ビート」という歌詞も、バスケットボールを連想させる歌詞となっています。
スラムダンク映画の挿入歌・エンディングのコメント紹介
The Birthday、10-FEETともに、スラムダンクの映画の主題歌になったときのコメントを発表していますので、そちらもご紹介しましょう。
≪オープニング主題歌/The Birthdayコメント≫
オファーが来て正直びっくりしました。こういう話をもらったこともなかったし、スラムダンクのイメージも、読んだことがなかったので勝手に真逆の場所にいると思ってたので。 漫画は全巻読ませてもらったんですが、楽曲でこだわったのはやはり疾走感かなと。映画は絶対すげーもんになってると思うのでバースディの曲も含め、是非楽しんでほしいです。(チバユウスケ)
≪エンディング主題歌「第ゼロ感」/10‐FEETコメント≫
『SLAM DUNK』はど真ん中世代の作品なので、お話しをいただいた時は本当に驚きました。劇伴制作は初めてで、想像できない世界でありましたが、このチームでなら素晴らしいものを作れるんじゃないかという予感がしたので思い切って飛び込みました。バスケットボールのヒリつく空気感やそのシーンにハマる音楽を作っていく中で、いつもの10‐FEETでは絶対に出てこない音階や音色がでてきました。エンドロールが終わるまでが映画だという思いで制作しましたので、ぜひ最後の1音まで映画館で楽しんでいただきたいです。引用:映画『THE FIRST SLAM DUNK』主題歌はOPはThe Birthday、EDは10-FEET | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com (famitsu.com)
チバユウスケさんは、オファーが来るまで漫画を読んだことがなかったんですね。
楽曲では「疾走感にこだわった」とのことでしたが、たしかにバスケットボールの試合を彷彿とさせる疾走感を感じる1曲となっています。
10‐FEETは、チバさんとは反対に原作の世代ど真ん中とのこと。
こちらも疾走感もありつつ、どこか緊張感を感じる手に汗握る感覚がある曲となっています。
挿入歌も10-FEETのTAKUMAさんが担当しているとあって、素敵な楽曲となっているのではないでしょうか。
どちらもかっこいい曲になっているので、ぜひ映画を観る前に聞いてみてはいかがでしょうか。
映画を観た後とまた印象がかわるかもしれませんよ。
スラムダンク映画の挿入歌は何?歌詞の意味も紹介まとめ
映画『THE FIRST SLAM DUNK』
エンディング主題歌
「#第ゼロ感」#AppleMusic で1500万回再生を突破🎉🎉
皆さま、ありがとうございます!!引き続き、沢山聴いてください!https://t.co/HqPY041sDJ#コリンズ #SLAMDUNK #SLAMDUNKMOVIE #THEFIRSTSLAMDUNK @AppleMusicJapan pic.twitter.com/rYCOx4S5nV
— 10-FEET (@10FEET_OFFICIAL) January 21, 2023
今回はスラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」の主題歌、挿入歌と、歌詞の意味もご紹介していきました。
それぞれの歌詞の意味については、全然違う感想を抱いた方もいるかもしれません。
曲は、聞く人によって解釈が変わるのもおもしろいポイントです。
一度じっくり聞いて、映画を観た人は世界観とすり合わせたり、まだ見ていない人は、自分なりに歌詞の意味を考察してみるのもいいのではないでしょうか。
スラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、現在絶賛上映中です。
ぜひ大きなスクリーンで主題歌、挿入歌とともに楽しんでください。
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