ノコギリクワガタ餌食べない理由は何?何日続くとヤバい?についてご紹介します。
ノコギリクワガタは、日本の代表的なクワガタムシとして飼育が人気ですが、初心者の方にとっては、様々な悩みを抱えることも多いようです。
ノコギリクワガタは飼育難易度が低い昆虫とはいえ、飼育者さんから様々な悩みが寄せられています。
以下、代表的な悩みとその対策をご紹介します。
- 成虫が死んでしまう
- 幼虫が育たない
- メスが産卵しない
- 喧嘩が起こる
- クワガタが逃げる
- 成虫の顎が折れてしまった
- 幼虫が赤く腫れてしまった
- 成虫が全然活動しない
- クワガタの種類を間違えて購入した
など多数あります。
ノコギリクワガタは、飼育難易度が比較的低く、初心者の方でも比較的簡単に飼育することができます。
成虫のオスの大きな顎は迫力満点で、飼育を通して多くのことを学ぶことができます。
そこで、上記の中でも今回は、成虫が死んでしまうの中で意見の多かった「餌」の問題についてです。
ノコギリクワガタ餌食べない理由は何?何日続くとヤバい?についてご紹介していきます。
Contents
ノコギリクワガタ餌食べない理由は何?
ノコギリクワガタが餌を食べない理由はいくつか考えられます。
- 成虫になったばかり(羽化直後)
- 冬眠(越冬)
- 餌が気に入らない(好み)
- 餌や餌場が不衛生
- 餌が食べにくい
- その他
以下に、主な原因とそれぞれの対策を具体的に説明します。
1. 羽化直後
羽化したばかりのノコギリクワガタは、まだ体が十分にできておらず、餌を食べる準備ができていない場合があります。
このような場合は、数日様子をみましょう。
数日経っても餌を食べない場合は、次の原因を考えられます。
2. 冬眠
10月〜4月頃にかけては、ノコギリクワガタは冬眠に入ります。
冬眠中は餌を食べないため、無理に餌を与えようとしても食べません。
冬眠(越冬)中のノコギリクワガタは、活動が低下しているため、餌を食べません。
春先に気温が上昇すると、自然と活動を再開し、餌を食べるようになります。
3. 餌の好み
ノコギリクワガタは、昆虫ゼリー、バナナ、クワガタ用のマットなど、様々な餌を食べることができます。
しかし、個体によって好みの餌があるため、用意した餌がそのノコギリクワガタの好みに合っていない可能性があります。
対策
- 複数の種類の餌を用意し、好みの餌を見つける
- 餌を小さくカットしたり、すり潰したりして食べやすくする
4.餌や餌場が不衛生
餌場や餌皿が汚れていると、ノコギリクワガタが餌を食べるのをいやがる場合があります。
餌が腐敗したり、餌場が汚れていると、ノコギリクワガタが餌を食べなくなることがあります。
餌は定期的に交換し、餌場を清潔に保ちましょう。
対策
- 餌場や餌皿を定期的に掃除する
- 餌が古くなったら新しいものに交換する
5.餌が食べにくい
ノコギリクワガタは、大きな顎を持っています。
そのため、餌が大きすぎたり、硬すぎたりすると、食べられない場合があります。
餌は食べやすい大きさに小さくしたり、柔らかくしたりしましょう。
対策
- 餌を食べやすい大きさにしましょう
- 餌を柔らかくしてから与えましょう
その他
- オス同士が密集して飼育していると、弱い個体が餌を食べられないことがあります。
- 飼育環境が暑すぎたり、寒すぎたりすると、食欲が低下することがあります。
- まれに、病気によって餌を食べないことがあります。
- メスよりもオスの方が、餌を食べないことが多いようです。
これは、オスの方が活動量が多いため、エネルギーを多く消費する必要があるためと考えられます。 - ノコギリクワガタは、成虫になると寿命が短くなります。
そのため、成虫になったら、できるだけ栄養価の高い餌を与えてあげましょう。
これらの原因を参考に、飼育しているノコギリクワガタが餌を食べない理由を特定し、適切な対策を講じる必要があります。
対処法
上記のような原因が考えられる場合は、以下のような対処法を試してみましょう。
- 数日様子をみる
- 冬眠中の場合は、無理に餌を与えない
- 別の種類の餌を与えてみる
- 餌や餌場を清潔に保つ
- 餌を食べやすい大きさに小さくする
それでも餌を食べない場合は、飼育環境に問題がある可能性があります。
室温や湿度などが適切かどうか確認しましょう。
また、病気や怪我をしていないかなどもチェックしてみましょう。
ノコギリクワガタ餌食べないのが何日続くとヤバい?
先ほどは、餌を食べない場合についてご紹介しました。
では、その状態が何日続くとヤバいのでしょうか?
ノコギリクワガタが餌を食べない期間が3日以上続くと、少し心配になります。
4日以上続くと、さらに心配が大きくなります。
5日以上続くと、病気や怪我などの可能性も考えられます。
ただし、成虫になったばかり、冬眠中、またはメスである場合は、1週間程度餌を食べなくても問題ありません。
具体的な判断基準
具体的な判断基準は以下の通りです。
- 3日間: 様子見
- 4日間: 少し心配
- 5日間以上: さらに心配
- 1週間以上: 病気や怪我の可能性も考慮
- 成虫になったばかり: 1週間程度様子見
- 冬眠中: 無理に餌を与えない
- メス: オスよりも餌を食べないことが多い
専門家に診てもらう
以下のような場合は、すぐに動物病院に連れて行きましょう。
- 餌を食べないだけでなく、活動も鈍い
- 体が弱っている
- 怪我をしている
- 病気の症状 (白カビ病など) が見られる
餌を与え続ける必要がある場合
餌を与え続ける必要がある場合は、以下のような点に注意しましょう。
- 餌の種類を変えてみる
- 餌を小さく切る
- 餌を柔らかくする
- 餌場を清潔に保つ
- 室温や湿度が適切かどうか確認する
- 病気や怪我をしていないかチェックする
ノコギリクワガタは、成虫になると寿命が短くなります。
そのため、成虫になったら、できるだけ栄養価の高い餌を与えてあげましょう。
メスが餌を食べない場合は、オスよりも心配する必要はありません。
メスは、オスよりもエネルギー消費量が少ないため、餌をあまり食べない場合があります。
ノコギリクワガタ餌食べない理由は何?何日続くとヤバい?まとめ
ノコギリクワガタ餌食べない理由は何?何日続くとヤバい?についてご紹介しました。
ノコギリクワガタが餌を食べない理由はいくつか考えられます。
- 成虫になったばかり(羽化直後)
- 冬眠(越冬)
- 餌が気に入らない(好み)
- 餌や餌場が不衛生
- 餌が食べにくい
- その他
ノコギリクワガタが餌を食べない期間が3日以上続くと、少し心配になります。
4日以上続くと、さらに心配が大きくなります。
5日以上続くと、病気や怪我などの可能性も考えられます。
ただし、成虫になったばかり、冬眠中、またはメスである場合は、1週間程度餌を食べなくても問題ありません。
具体的な判断基準は以下の通りです。
- 3日間: 様子見
- 4日間: 少し心配
- 5日間以上: さらに心配
- 1週間以上: 病気や怪我の可能性も考慮
- 成虫になったばかり: 1週間程度様子見
- 冬眠中: 無理に餌を与えない
- メス: オスよりも餌を食べないことが多い
ノコギリクワガタ餌食べない理由は何?何日続くとヤバい?についてご紹介しました。
参考にしていただければ幸いです。
ノコギリクワガタの飼育には、様々な悩みがつきものです。
しかし、これらの悩みを解決することで、より充実した飼育を楽しめますよ。
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